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高橋ナオヒト、千羽由利子によるスタジオジャイアンツコンビによる代表作である。 当時のいわゆる「萌えアニメ」「美少女アニメ」と比して作品的な完成度は軒並み高い。 特に日常芝居の細やかさ・レイアウトの安定感といった美少女アニメに生活感を取り入れる作風は後の京都アニメーション等による一連の作品群に通ずるところがある。 演出的見所もあり演出アニメである。
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FEEL MY BEAT! (フィール・マイ・ビート!) 基本情報 アーティスト Tatsh(TatshMusicCircle)× 黒田椋子(IOSYS) 配信日 2016/05/09 ジャンル 東方アレンジ 原曲 始原のビート 〜 Pristine Beat(東方輝針城) 解禁方法 解禁条件なし BPM 158 難易度 S2/N6/H11(旧:1/5/9) 特徴 NORMAL以上はリズム難HARDは連打注意、ラス殺し アップデートに伴う特記事項 2018/03/2915段階の難易度表記に対応。 特徴 リズムがとても聴き取りやすい4拍子の楽曲ではあるが、ターゲットの配置にややクセがある。 特にNORMAL以上の序盤は、リズムは4拍子なのにターゲットが4拍子に合わせて置かれていない事がとても多い。これについては、後述する「アドリブの注意点」も参照。 コースデザインに関しては、複雑なギミックは比較的少なく譜面は見やすい部類に入る。 序盤とラストでコースが円を描く場面の直前がやや問題。アバターが手前から奥へ移動していくところは距離感を掴みづらい。 アドリブの注意点 各譜面で個数と隠し場所がかなり違っているが(特に序盤)、すべてのアドリブは4拍子の「オモテ拍」に当たる場所に隠されている。 SIMPLEは隠し場所がわかりやすいが、個数がやや多め。SIMPLEのみステージ開幕に注意。最初に登場するヒットの1拍前にアドリブがある。 NORMALは各種ホールド系のターゲットが多く、アドリブも「ホールドやビートの直後に1個」という隠し方が目立つ傾向。 HARDは序盤の隠し方が難解。リズムの複雑な普通のターゲットと、4拍子で規則的に隠れたアドリブとの複合パターンになるので難しい。どのアドリブも、すぐ近くに別のターゲットがある。ボタン操作は慎重に。 既存の曲では「No more labor」序盤の隠し方がこれとよく似ている。 ◯……ヒット ◎……クリティカル ★……アドリブ 拍数【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 譜面[◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.] [★...◎.....◯...◯.★...◯...◯..◯..◯.]◀︎ヒットの位置に注意! [★...◎...◯..◯..◯.★...◎...←→←.→←→←] [★...◎...◯..◯..◯.★...◎...◯..◯..◯.] [..◯.◎...◯..◯..◯.◎...◎...→←→←→←→←] [★...★...◯◯◯.→←→.◯◯◯.←→←.◯◯◯.→←→.★...…… HARDの注意点 最大の難所となるのは、16分間隔の「穴あきヒット連打」地帯。 ステージ開幕と曲のラスト付近で合計2回登場するが、実は1回目と2回目の譜面がまったく同じである(下記参照)。 連打に混じっている「穴」を無視してボタン連打を続けるとGOODやMISSを量産してしまうので注意。序盤はともかくラストでMISS量産が起こるとクリアが難しくなる。クリアを安定させるなら暗記必須。 ◯……ヒット ◎……クリティカル ★……アドリブ ←……スライド 拍数【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 譜面[◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯◯◯.] [◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.] [◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯.◯◯◯.◎...★...←.→.←.→.] [◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.] また、ラストほどではないが、中盤(サビの直前)にある同時押し複合も、引っかかりやすい伏兵フレーズ。 [◯◎.]という部分が難しい。ここは、ターゲットどうしの間隔が狭いため「ヒットも同時押しで処理する」という横着がほぼ使えないことに注意しよう。 ◯……ヒット ◎……クリティカル 拍数【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 譜面[◎.◎.◯◯.◯◯.◯◯.◯◯.◎.◎.◯◯.◯◯.◯◯..◯.] [◎.◎.◯◯.◯◎.◎...◯.◎.◯.◎.◯.◎.◯◯.◯◯.] 【アップデート年表へ戻る】 【トップページへ戻る】
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登録日: 2009/09/12(土) 23 20 52 更新日:2023/10/15 Sun 07 12 57NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 04年夏アニメ 2chベストエロゲー AT-X OP詐欺 ←個人差アリ OVA OVA ←黒歴史 PS2 PlayStation2 RADIX Wind -a breath of heart- minori アニメ アニメ ←黒歴史 アニメ魂 アルケミスト エロゲー ゲーム デジタル・ゲイン ドリームキャスト ヴェネット 加賀テック 問い詰め 天門 新海誠 想いは、遠く離れててもきっと届くんだよ そして、その想いを無くさない限り、また出会るの。 ……今、私達がこうしているようにね 概要 2002年4月19日にminoriより発売されたインタラクティブ・ノベル。 6年ぶりに生まれ故郷・風音市に帰ってきた主人公の真と、不思議な力が使える風音市の人たちとの物語。 OPムービーをあの新海誠が手掛けた事で話題になった。 エロゲとは思えない完成度を見せ、当時の業界に大きな衝撃を与えた。 また、グラフィックや立ち絵もアニメの様に流れる綺麗な絵で評価は高い。 ストーリーは中盤までは幼なじみと再会したり、みんなで海に行ったりと普通な内容だが、 後半に入っての展開について行く事が難しいという理由から、一部では地雷やOP詐欺扱いされる可哀想な作品。 絵とOPの完成度が驚く程高く、そこを評価され鬼哭街と同票だった。それほど当時は衝撃的だったのだ。 当時は結構人気があり、アルケミストがPS2版を出し、ベスト版も出たり、アニメ化もされた。 しかし、どれも黒歴史とメディア化に尽く恵まれていない。 登場人物 丘野真 声:菅沼久義(アニメ) 主人公。エロゲ主人公にしては珍しく好青年…だが、とあるルートではヘタレ。でも、m(ry程ではない。 能力は序盤では明かされないが、ストーリーの鍵になる。 鳴風みなも 声:春野日和/倖月美和 真とひなたの幼馴染み。 無類のタコヤキ好き。 料理の腕は序盤は殺人レベルだったが、後に上達。エロゲでは珍しいタイプ。 問い詰めで有名。でも、ヤンデレではない。FDでは何故か黒化する。 他ルートでは一途に想い続ける健気な少女だったが、みなも・彩ルートでは色々とやる。 能力は「風を起こす」。 丘野ひなた 声:阿谷ほのか/笠井律子 真の義妹。口癖は「うにゅ」。 色々とウザい。そして彼女のルートも色々酷い。 何故か漫画のヒロイン。みなもルートと見せかけ… 能力は「尋常でないジャンプ力」。 藤宮望 声:桜井美鈴/岡田純子 藤宮姉妹の姉でシスコン。剣の腕が凄いけど病弱。 明確な描写こそ無いが、どのルートでも最終的にはお亡くなりになる可哀想な子。 能力は「衝撃波を生み出す」。 藤宮若葉 声:ありす/あおきさやか 藤宮姉妹の妹の方で彼女もシスコン。巨乳メガネ。 後半からは空気になったりいつの間にか消えている姉同様に扱いが悪い。 能力は「治癒」。 月代彩 声:理多/平井理子 今作の真ヒロイン。クーデレロリ。 彩ルートはみなもがちゃっかり美味しい所を取る。 能力は序盤で明かされないが真と同様にストーリーの鍵を握っている。 橘勤 声:陶山章央 真の悪友担当の愛すべきバカ。でも、秀才でリアリスト。 能力は自称「スーパーツトムパンチ」。 紫光院霞 声:児玉さとみ 勤の幼なじみでありブレーキであり嫁。メガネ。 PS2では攻略できるが、勤の嫁という事に変わりはない。 鳴風秋人 声:堀川仁 みなもの父。考古学者で料理の腕が物凄い。 中盤で消息を絶つ。 能力は「煙を操る」。 アニメ版 アニメ・OVA化を同時期にする珍しい手法をとった。 だが、どちらも黒歴史扱いしているファンが多いなど高評価を得たとは言いにくい。 アニメ版は短い話数で纏めたので寧ろ評価されている。問い詰めもあったし。 しかし、OVAは完全に原作を無視しているので寧ろ原作レイプクラス。 ファンディスク FDに「そよかぜのおくりもの」があるが、やはり「黒」歴史、主にみなも方面で。 しかし、そちらについてる「公式の」OVAの出来はかなりのもので、ストーリーとしては本編の後日談となる。 ドラマCD ドラマCDは、minoriが出してる「公式の」ものと「黒」歴史のものがそれぞれ存在する。 公式のドラマCDとしては ヴォーカルコレクション『SERENE』収録のクリスマスを描いた「月代彩を待ちながら」 minoriアミューズメントBOX『かぜばこ』に収録された夏祭りに色々な人々に出会う「かぜおと」 コミケ68で販売された「はるのあしおと」と「Wind」のドラマCDセット『reminisence』 さらに『D.C.』や『モエかん』などとコラボしたドラマCDも存在し、 『D.C.』との方では中の人ネタで天枷美春とみなもの会話が実現した。 好きな人には好きな作品である…と思う。 みなも「ねぇ、マコちゃんにとって私って何なの?ただのお友達なの?違うんだったら、ちゃんと追記して」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アニメのOPは今も好き 「OP」はな -- 名無しさん (2013-12-16 21 45 13) 小説版に触れてやってください……。あと、今は型月のこやま氏が塗りを担当しただけあってイベント絵の雰囲気が半端ない。最大の問題は後半が息切れ気味だったことだと思う -- 名無しさん (2014-06-10 17 51 38) これと同時にやってた、はにはにのアニメ共々微妙だったなぁ。どっちもOPは好きだったけど -- 名無しさん (2021-03-25 19 29 53) 「公式」だの「黒」だのなんだか嫌な編集だな -- 名無しさん (2021-06-19 17 36 34) アニメ版は月は東に日は西にと15分ずつで放送されたり、コミカライズ版は月は東に日は西にと一緒に電撃G's magazineの別冊で連載されたり、微妙にオーガストの月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~と縁がある。 -- 名無しさん (2023-10-15 07 12 57) 名前 コメント
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(チッ、あいつ遅すぎるぜ……) D-4、ナヴォーナ広場近くの路地にて。 眠りに入ったパンナコッタ・フーゴの傍らでイギーはいらついていた。 事の発端はサン・ジョルジョ・マジョーレ教会の突然の崩落であった。 当然、イギー達はその様子をしっかり確認しており、彼の用心棒たるシーザー・アントニオ・ツェペリはすぐにでも様子を見に行きたいようだったのだが…… 同時に発生した轟音にイギーと睨み合っていたシルバー・バレットが驚いてしまい、落ち着かせるのを手間取る間に第三放送が始まってしまった。 その後ようやく出発可能となったシーザーがイギーに後を任せ、馬で駆けて行ってから数十分。 シーザーは未だ戻ってきていない。 (どいつもこいつも、なんで危険なところに行きたがるんだか……) 出発間際にシーザーが言っていたことを思い返す。 『あんなことが出来そうなやつの心当たりは、おれの「宿敵」しか思い浮かばない…… そいつらがいそうなところへ、フーゴやお前を連れてはいけない……!』 こんな状態のフーゴ(と自分)を置いていくのかと鳴き声で抗議はしたものの、彼の答えは変わらなかった。 『波紋はおれでなく、フーゴ自身の呼吸が傷を治すんだ……おれが今やるべきなのは、ここでじっと見てる事じゃない…… フーゴを頼んだぞ、イギー』 そう言い残して走り出した彼らを、イギーは止めることが出来なかった。 教会へ近づく気などないうえに不本意ながらフーゴのことを頼まれた以上、後を追うような真似はしない。 また、付き合いこそ短いもののシーザーがそのまま逃げるような男ではないと理解していたために黙って待っていたのである。 だがいくら信用しているとはいえ、待たされ続けるのは不満だった。 (こいつはこいつでグースカ寝やがって………ったく、せっかくジョルノがDIOの野郎を倒してくれたってのに………) 見たわけではないが、放送の内容と教会の崩落………つまりは、そういうことなのだろうとイギーは思っていた。 今のところフーゴの様子に変化はないが、それがいつまで続くか。 新たな誰かがいないかと周辺の捜索はしつくした以上、やることは――― (そういや、こいつがあったな……全く重てえな、何が入ってんだァ? いい加減うざったいし、てきとーに見ていらないもんは捨てちまうか) 実際にはほとんど重さなど感じないのだが、一度意識してしまうとどうにも気になる自身のデイパックを見やる。 開始から実に二十時間近く経つにもかかわらず、開けてすらいないそれにイギーはようやく手を付け始めた。 前足で……は開けられないため、変幻自在の『愚者』で器用に開けて中身を調べていく。 食料―――食いだめしておく 水―――入れ物が開けられねーからいらない 懐中電灯―――いらない 地図―――どこだかわからねーからいらない 鉛筆と紙―――犬のおれによこすな! 磁石―――いらない 時計―――上に同じ 一通り眺めていらないものはデイパックに入れっぱなしにし、残るは――― (あとは――この妙な紙、鉄のにおいがしやがる…… ひょっとしたら危ねーもんかもしれねーし、ちょっとだけ離れるか) 未知の中身を警戒したイギーはフーゴに影響が出ないよういったんその場を離れることにした。 シーザーがしっかりと止血処理を施していったため、もうスタンドの射程距離を気にする必要はない。 紙を口に咥えると別の路地へと移動し……… (ああ、ここか………そういや花京院のやつも呼ばれちまったんだっけ……… ここはなんか嫌だな………もうちょい先に行くか) そこに横たわる男―――殺し合いの最初も最初、花京院が殺害した男の死体を見つける。 普段のイギーなら「死体の傍で何かしたくない」としか思わないのだが、今は―――ほんのちょっぴり、花京院のことも思い出した。 もう一本隣の路地へと入ると地面に紙を置き、『愚者』を使って開けていく。 ―――このとき、イギーの警戒は正しかった。 だが、いくら警戒していたとしても…… バシュッ!! (…………なッ!!?) 警戒だけでは回避できない、予想外のことは起こり得る―――! # その頃、当のシーザーは瓦礫の山と化したサン・ジョルジョ・マジョーレ教会跡を探索していた。 今の彼はひとり―――『敵』に悟られぬよう、乗ってきたシルバー・バレットは教会跡からやや距離がある地点に残してきたため。 慎重に人の気配を探りつつ、地上の瓦礫をかき分け、空いた大穴から地下へと飛び降りて誰かいないか探していく。 (倒壊はワムウあたりの仕業じゃないかと踏んでいたが……どちらにせよ『また』遅すぎたか……くそっ) だが……必死の捜索にもかかわらず、生きている参加者は一人も見つからなかった。 人の痕跡といえば死体や肉片、ちぎれた腕が散らばるだけ―――しかも見つけた死体には全て両腕が付いているのがなんとも嫌な感じである。 彼が唯一推測できたのは落ちている道具の少なさから、「おそらく生き残りがいて、何処かに去った」ということのみだった。 (不気味だぜ………死体だらけなのもそうだが、あれだけ派手に崩れ落ちたにもかかわらず おれ以外に様子を見に来るやつがひとりもいねえっていうのは………) しばらくしてシーザーはこれ以上の探索は無駄と判断し、いったん引き返すことにした。 何も得られなかったものの、気を落としてはいられない。 思ったよりも時間を食ってしまったし、フーゴは無事なのかという懸念も拭い去れなかった。 (結局、成果はなし………マンマミヤー、おれってツキに見放されてるのか?) 心の中で自虐するが、ハッキリ言ってしまえばその通りである。 どこかですれ違ったのか……それとも、今まさにこの時傍にいたのに気付けなかったのか。 シーザー自身や彼を待つフーゴにイギー、彼らが最も会いたいと望む男たちが近くにいたにもかかわらず、接触できなかったのだから。 「待たせたな、シルバー・バレット。それじゃあ戻るとするか………………ん?」 再び馬に跨り、来た道を急ぎ戻る………が、進む先に妙な違和感を覚える。 すぐにシーザーは自分が知る、出発時の風景には無かったはずのそれを視界に捉えた。 「……なんだぁ~? あの……『鉄塔』は?」 そびえ立つは巨大な鉄塔……狭い路地を中心として、根本は周囲の建物に突き刺さっている部分もある。 会場内で風景にそぐわない建造物はいくつかあったが、一応敷地内に収まっていたそれらとは根本的に違う…… いうならば、後から無理やり付け足したのが見え見えの不自然な光景だった。 「あんなでかいのをおれが見落としていたとは思えん…… まさか……シルバー・バレット、悪いがまた少し待っていてもらうぞ」 『敵』の襲撃か何かか……その可能性も視野に入れて行動を決める。 ひとまずシルバー・バレットから降り、自分だけで用心しながら鉄塔へと近づいていく。 (フーゴ、イギー、無事でいてくれよ………形兆も、じいさんも、ヴァニラも、DIOでさえも放送で呼ばれた……… おれがここへ連れてこられてから知り合ったやつらは、もうおまえらしか残ってないんだ…………ん?) そして鉄塔のすぐ下が見える位置まで来た時、シーザーの目に飛び込んできたのは…… 「……イギー?」 そこにいたのはまぎれもなくイギーだった。 その体に外傷などはなく、顔も苦悶の表情とは真逆でむしろくつろいでいるように見える。 シーザーにしてみれば正直、心配して損をしたと思えるほどの無事具合だった。 さらにイギーのすぐ近くに開かれた紙があるのを見て、なんとなくこの状況に予想をつける。 「支給品の紙を開けたら出てきたってとこか…… 随分とバカでかいうえに斬新な形の犬小屋だが、偉そうにふんぞり返ってる暇はないだろう?」 一応周囲には他に誰もいないことを確認しつつ、シーザーはイギーを抱え上げてでも移動させるべく鉄塔の中へと足を踏み入れようとした――― 「ガルルルルッ!!!」 ―――瞬間、イギーが激しく吠え始めた。 「うおっ、なんだ? 自分の縄張りに入るなってか? 何度も言わせるな、今はこんなことしてる場合じゃ無いんだよ」 (そうじゃあねえッ! いや入るなってのは正しいんだけどよッ!!) なおも近づかんとするシーザーに対し、イギーはついにスタンドを発現した。 イギーのすぐ前にて戦闘も辞さないといわんばかりの『愚者』を見てさすがにシーザーも足を止め、鉄塔の直前で座り込む。 「なんだぁ~~? そんなにそこが気に入ったってのか? わかったわかった、なら無理強いはしねえ―――」 (………………よし) シーザーが折れたことにイギーは一瞬胸をなでおろす―――が、件の鉄塔の持ち主はこんなことを言っている。 「人は『入れ!』と言うと用心して入らない、『入るな』と言うとムキになって『入ってくる』」………と。 「―――っていうとでも思ったか、このワン公ッ!! てめーは「努力」や「ガンバル」って言葉が嫌いなどっかのバカかッ!!」 シーザーは座ったままの姿勢、膝の力だけで跳躍し一気に『愚者』を飛び越えてイギーへと迫るッ! 彼もイギーが悪い犬でないことは理解しているが、同時にそのふてぶてしさも十分に把握していたッ! 今彼らがいるのは命がけの殺し合いの中………それゆえに、役目は果たしたとばかりに何もする気のない犬を叩いてわからせてやる位はするつもりだった! 一方、不意を突かれたイギーは慌ててスタンドでシーザーの体を弾き飛ばそうとしたが、届かないッ! (なっ……来るんじゃねえ! バカはおめーの方だッ!!) その叫びも言葉の壁に阻まれ、シーザーはあっさりと鉄塔内へと入ってしまう。 近づいたら隙を見て噛みついてくるぐらいは予測していたシーザーだったが、意外にもイギーはおとなしかった。 半ば諦めたような表情へと変わった彼の体と近くに落ちていたもう一枚の紙を掴みあげ、そのまま鉄塔の外へと出ようとした瞬間…… ド ガ ン ! 外へと踏み出したその足が、金属へと変わっていった―――! 「……こ、これはッ!!?」 (……ほれみろ、いわんこっちゃねえ) 反射的にバックステップを行い鉄塔の真下へと戻り、慌てて見直すも既に足は元に戻っていた。 ついでに、自らの手元から明らかにため息を吐く音まで聞こえてくる。 「……今のは、まさか」 おそるおそる鉄塔の外へと体を差し出してみる。 途中までは何ともなかったのだが、体の前半分……具体的には掴みあげたイギーの全身が外へ出たあたりで、またしてもシーザーの体が金属に変化し始めた。 「グッ、やはり……こいつは『罠』だったのかッ!!」 (だから警告しただろマヌケッ! おまえまで中に入っちまって、どうすんだよッ!?) 『スーパーフライ』………元の世界ではその名で呼ばれるスタンドは、この会場において鉄塔だけという形で支給品されていた。 使いようによっては邪魔な人物を閉じ込めたりできるのかもしれないが……今の彼らにとっては罠以外の何物でもなかった―――! 「だが、罠にしてはお粗末だぜ―――なにしろ、原因がはっきりしすぎてるんだからなあ―――ッ!!」 再び下がったシーザーはどうしたかというと―――イギーを地面に降ろすと同時に、鉄塔の柱へと蹴りを繰り出したッ! 罠の正体は確実にこの鉄塔なのだから、破壊してしまえばそれまでという極めてシンプルな思考でッ! (おいバカやめろッ!!!) だが、彼は失念していた―――まったく同じ立場になったイギーが、それをやらなかったはずがないということを。 ド グ シ ャ ア ッ ! さすがに粉砕とまではいかないが、鉄塔の柱の一部が僅かに歪む。 このまま攻撃を加え続ければ近いうちに破壊可能………シーザーがニヤリとしたその瞬間、妙な音が辺りに響き始めた。 ―――なにかがうねるような音が。 ウォンウォンウォンウォン……… 「………なんだ、この音は」 (あーあ、やっちまった。おれしーらね) 正体はわからないが、いい予感は全くしなかった。 柱への攻撃を中止し、注意深く周りを見回す。 ゴオンゴオンゴオンゴオン……… 音はだんだん大きくなっていき………瞬間。 ゴオンゴオン………ド グ シ ャ ア ッ ! 「う、うおおおおおおッ!!!?」 なんと先ほどシーザーが蹴りつけたところから、「脚」が「蹴り」を繰り出して来たッ!! 「こ、これはッ! この『脚』はおれのだッ!! なぜかはわからんが、おれの脚が蹴り返してきやがったッ!!」 咄嗟にガードするも、手加減なしで蹴った一撃は止まりきらないッ! シーザーは後ろに飛んで衝撃を逃がすも完全には殺しきれず、固い地面に尻もちをついたッ! とはいえこれしきではへこたれず、すぐさま立ち上がって服についた汚れを払い、鉄塔を見上げ悪態をつく。 「クソッ、おれの攻撃を反射するとはッ! まるで波紋以外をはね返す地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)のようッ! しかも波紋は対生物能力……物理的な破壊は得意としていないゆえ素手だけで壊しきるにはどうしても時間がかかるッ! こいつは厄介だぜ……よく考えろ……地獄昇柱は波紋を好み、頂上が出口……この鉄塔は何を好み、どこが出口―――ん?」 (………………あれ?) シーザーは言葉途中で予想外の現状に気が付き、思わず足元を確かめる。 先ほどのエネルギー反射を必死で防いだ結果、今自分が立っていたのは………鉄塔の『外』だったッ! 「お……おれはなにをどうやったんだッ!? すでにッ! 外へと出ているッ! 喜ぶべきではあるが、自分自身でもわからん………」 少々混乱しながら全身を確認するも、先ほどのように金属化している部分は存在しない。 鉄塔へ視線を戻すとイギーが外に出ようとして金属化しかけ、慌てて戻るところだった。 「本当にどういうことだ………? 咄嗟の行動だったから罠が認識できなかった………? いや、これだけ大掛かりな罠がそんなスカスカなわけがない……とすると? よし……イギー! ちょっとそこを動くなよッ!!」 先ほどイギーを連れて出ようとした時の体勢を思い出し、数歩下がると鉄塔に向かって走るッ! 直前で地を蹴り、鉄塔内へと跳躍ッ! さらに勢いは止まらず、大して広くもない鉄塔内を素通りしそのまま逆側へと出るッ! この間、シーザーの体が金属化するような様子は全くなかったッ!! やや後先を考えない行動だったが、罠を承知で飛び込んでいくのが彼の持ち味―――そうして道を切り開いてきたのだからッ! そして、その行動でシーザーは真相を理解したッ!! 「なるほど……いまのようにおれが出入り自由ということは……わかったぜ……! この罠が閉じ込めておけるのは『ひとりだけ』ってことだッ!」 その言葉で呆気にとられていたイギーも気が付く。 先ほど二人で出ようとした時も金属化しかけていたのはシーザーだけだったということに。 「だが……裏を返せば必ずひとりは残らねばならんということだ……さて、どうするか」 (おい、誰でもいいから連れてきて、さっさとおれを外に出られるようにしやがれッ!) 罠の特性は理解できたものの、それだけで解決とするには早かった。 シーザーは三度鉄塔を見上げ、考え込む。 (おれやイギーは論外、フーゴは……この罠の特性からするとある意味安全かもしれんが、ひとりだけで置いていくわけには…… いや待てよ? シルバー・バレットなら………悪くはないが、時間がないのに移動手段を失うのはまずいかもしれん……) もともとフーゴの護衛に手を取られているうえに、ここにきてさらなる戦力の減少はかなりの痛手となる。 どうにか最善手を模索するシーザーの脳裏に浮かぶのは、こうしたピンチを自分では想像もつかないような方法で切り抜けてきた男の顔。 (正直、こういうのはJOJOの方が圧倒的に得手なのは事実だが…… このシーザー、普段からJOJOに「よく考えろ」といっている以上、解決できませんと音を上げるわけにはいかん……! 考えろ、もしあいつなら………ん? 待てよ? JOJOなら―――?) 唐突に思考がクリアになる。 まるで頭の回転が速い親友がその頭脳を分け与えてくれたかのように、シーザーは解決法を思いついた。 「ひらめいたぜ………! ちょっと待ってろよイギー! すぐ出してやるからなッ!!」 (てめーッ、またおれを待たせるのかっ!!) イギーを尻目にシーザーは何処かへと走り去り―――しばらくして戻ってきた。 彼の傍らにはシルバー・バレットの姿も見える。 (ああなるほど、その馬を居残らせれば万事解決―――ってオイッ!?) イギーにとっては予想外なことに……シーザーは馬を制止させるとためらいなく自分だけ鉄塔内へ入る。 それを見て不安を覚え、さっさと代わりに脱出したイギーは振り返り………鉄塔内のシーザーがなにやら白いものを持っているのを確認した。 白いものの正体―――サヴェジ・ガーデンと呼ばれるその鳩は参加者に名簿を届けた後も会場内に残っていた。 誰かに捕まったり休んでいたりと行動は様々だが、シーザーは教会へ赴く途中にそんな鳩の一羽を見かけており、犬でいいなら鳩でもいいだろうと波紋で眠らせ連れてきたのだ。 小動物に無慈悲ではと思うかもしれないが、少なくともシーザー自身は、鳩は主催者側の用意した存在との認識ゆえに罪悪感はなかった。 (……鳩? ああ、そんなのいたな。けど、そんなんで大丈夫なのか?) ―――あえてイギーの疑問について考えてみるならば。 まず、鉄塔が中に誰かを閉じ込めるのは自らが存在するためのエネルギーが必要だからである。 鉄塔がほしいのは『たったひとりだけ』―――すなわち、必要な量は『人間ひとり分』。 イギーは犬だが、彼はスタンド使いということを踏まえると例外としてよいだろう。 さらに、元の本体である鋼田一という男は鉄塔内で自給自足をしており、ウサギやスズメを捕まえて食料にもしていた。 毎日毎日外へ出る事を考えていた彼が、それらの動物を居残りとして使えないか試さなかったと思うだろうか? そう考えると、シーザーの鳩だけを鉄塔内に残すという案は――― 「………よし、出られるッ! これで無事脱出完了ってことだぜッ!」 (ふーん、ほんとに脱出しやがった) ―――うまくいってしまった。 一部の支給品のように、鉄塔の能力もまた本来のそれとは微妙に異なっていたのだろうか? それとも、シーザーが置いた鳩が特別だったとでもいうのだろうか? 理由は不明だが、『スーパーフライ』の元の特性を知らない彼らにはそんな疑問が湧き上がる事自体無かった。 鳩を鉄塔下に置いたシーザーは悠々と外に出てくると、去り際に鉄塔へと向き直り言い放つ。 「じゃあな、最後にいい言葉を贈るぜ……おまえは『ハトにしか勝てねえのさ』!」 「………………」 (何言ってんだコイツ) 物言わぬ鉄塔に切る啖呵が決まっていたかどうかはともかく、彼らはその場を後にする。 こうして、多少時間を食ったものの大きな被害もなく鉄塔を攻略したシーザーたちはフーゴの待つ路地へと戻ることに成功した――― ―――はずだった。 「………………あっ………!?」 「………!?」 問題はただ一つ……… そこで眠っていたはずのフーゴの姿が、影も形もなかったこと―――!! 【D-3 路地 / 1日目 夜】 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [能力] 『波紋法』 [時間軸] サン・モリッツ廃ホテル突入前、ジョセフと喧嘩別れした直後 [状態] 胸に銃創二発(ほぼ回復済み) [装備] トニオさんの石鹸、メリケンサック、シルバー・バレット [道具] 基本支給品一式、モデルガン、コーヒーガム(1枚消費)、ダイナマイト6本 ミスタの記憶DISC、クリーム・スターターのスタンドDISC、ホット・パンツの記憶DISC、イギーの不明支給品1 [思考・状況] 基本行動方針:主催者、柱の男、吸血鬼の打倒。 1.フーゴ、どこに………? 2.フーゴに助かってほしい 3.ジョセフ、シュトロハイムを探し柱の男を倒す。 ※DISCの使い方を理解しました。スタンドDISCと記憶DISCの違いはまだ知りません。 ※フーゴの言う『ジョジョ』をジョセフの事だと誤解しています。 【イギー】 [スタンド] 『ザ・フール』 [時間軸] JC23巻 ダービー戦前 [状態] 疲労(小) [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針:ここから脱出する。 1.あいつ(フーゴ)、どこ行きやがった!? 2.コーヒーガム(シーザー)と行動、穴だらけ(フーゴ)、フーゴの仲間と合流したい 3.煙突(ジョルノ)が気に喰わないけど、DIOを倒したのでちょっと見直した ※不明支給品のうち一つは『スーパーフライの鉄塔』でした。 ※デイパックと中身の基本支給品(食料無し)は鉄塔付近に放置してきました。 # ………時をほぼ同じくして。 吉良吉影はバイクに跨り、後ろに乗せた宮本輝之輔と共にD-5を目指していた。 彼らの間には妙な空気が漂うと共に沈黙が続いており………吉良からしてみれば、聞きたいことがあるのに口を開けないもどかしい状況だった。 「………………」 「………………」 何故このようなことになっているのかというと、話は彼らの出発前まで遡る。 『生きたまま、参加者の首輪を破壊してみる……だと?』 『ああ、確かそんなことを言ってた………とりあえず、地下にいる誰かを探すとも』 『………つまり、行先はわからないということか』 ―――カーズに会うべく先ほど出会った場所へ戻る提案をした吉良だったが、さらに詳しく宮本の話を聞いてみればカーズがそこに戻る理由は無い。 さらにマズいのは禁止エリアがわからないこと。 A-6とA-7の境目地下は禁止エリアによる行き止まりでしかも一本道。 自分たちがそこにいる間にA-5かA-6のどちらかが新たな禁止エリアになってしまえばそれこそ脱出手段がなくなる。 他の参加者もわざわざ行き止まりに向かうとは思えない以上、行くのが無駄なのは明白だった。 そうなると吉良には第二案、参加者を引き連れ第四放送時に会場の中央へ赴く方法が自然と浮かぶ。 そのために………無論、真意は隠しつつだがなるべく他の参加者に接触する必要があると主張し、同行者ができたからか宮本もそれに賛成した。 では、どこへ向かうのか。 得てしてこういったときに出る結論は「まだ行ったことのない所へ行く」という類のものであり、この場合もそれを外れはしなかった。 そしてどちらから来たのか尋ねられた吉良は、主催者にワープさせられたという真実が言えるはずもなく……宮本の逆、つまり南にあるGDS刑務所の方から来たと答えたのだ。 理由はともかく、この選択は少なくとも『最悪』ではなかったといえる―――そちらに進んでいれば刑務所にて、徒党を組んだ『敵』たちと遭遇していたかもしれないのだから。 『残るルートは東側か………既にカーズが待っているかもしれないし、一度会場の中央を確認しがてら、参加者を探すというのは?』 『………………まあ、それが無難なところだろう』 吉良としては近くにある空承邸に思うところがなくはないが、証拠隠滅は万全なはずだし、後々のことを考えるとどのみち近くまでは行かなければならない。 なにより邸内で会った者は全員間違いなく先の放送で呼ばれたのだし、ならば断る方が不自然………という理由から宮本の提案に承諾の結論を出した。 最後に、派手に崩落した―――すなわち、まだ危険そうな教会跡には近づきたくないという意見が一致し、細かい道筋を決めてバイクに跨り出発した。 嘘か誠かDIOの館は宮本が既に調べたと言うためスルーし、彼らはC-3とC-4の境目にある橋から南下し見つけたのだ―――路地にて眠る少年を。 少年―――フーゴがひとりになったのはイギーが紙を開けるため離れてからシーザーの協力で鉄塔から脱出する間、せいぜい三十分足らず。 よりにもよってその間に吉良たちが来てしまったのである―――! 彼らも鉄塔自体は見えていたものの、会場には元々歪な建造物が存在するゆえ気にも留めていなかったのだ。 (彼は………教会前で、犬と一緒に怪物どもに襲われていた少年か。 まさか生き残っていたとはね………だが、この有様では同じことか) 未だ眠りから覚めず、うわごとでジョジョ……と呟く重傷を負った少年。 吉良が冷静に状況を分析し、おそらく助からないだろうから放っておくか、いっそ楽にしてやろうかと提案―――しようとしたところで宮本の方が動いた。 眠る少年の耳元へ顔を近づけるとなにかを囁き………次の瞬間、少年の様子が急変する。 「う……、うう………!」 元々あまり良いとは言えぬ顔色はさらに蒼白となり、体全体は痙攣しはじめ、閉じられた口の奥からはかたかたと歯の鳴る音が漏れ出る。 しかし吉良が驚いたのはそこではなく………宮本のスタンドが現れて少年の体を紙に包み、収納していく様子だった。 やがて、作業を終えた宮本は紙を拾い上げると人間一人が収まっているとは思えないほど小さく折りたたみ、懐へとしまう。 「………それが、君の能力か」 「………行こう」 一言づつの会話を交わすと、宮本は別の紙を取り出してなにやら文字を書き込み……少年がいた位置へと置く。 二人はそのままバイクへと跨り東へと向かった………あまりにも淡々と――― (人間を紙にしてしまえるとは………いまのところわたしは『安全』なようだが……… はて、しかしこの能力はまさか………) ―――こうして、妙な空気が出来上がったというわけである。 速すぎる展開に僅かながら面食らった吉良であったが、いつまでも黙ったままではいられない。 「さっきは彼を―――」 どうやって紙にしたのか、と聞こうとして思いとどまる。 能力を知られることは弱点を知られることにも繋がる………これまでの戦いで嫌というほどそれを実感していた。 方法を知りたいのは確かだが、相手が喋る気ならとっくに喋っているだろう。 秘密なのはお互いさま―――なので、質問を不自然にならないよう変えて続ける。 「―――勝手に連れてきてよかったのかね」 「……治療跡からして同行者はいたんだろうが、普通あんな状態の仲間をひとりで放置していくとは思えない。 理由があるとすれば、まず間違いなく崩れた教会の様子を見に行ったんだろう。 最悪、その同行者はそこで戦闘に巻き込まれて死亡している可能性もある…… 待つのは時間の無駄かもしれないなら、動いていた方が効率がいい」 時間の無駄―――おそらくは心臓にある毒薬のことだろう。 そこまで切羽詰まるものかと他人事に呆れつつも、まだ聞きたいことはあった。 「置いてきた紙には何と?」 「カーズの伝言……ああは言ったが、同行者が戻って来る可能性は一応あるからな」 (同行者ね………教会前で少年と一緒に犬がいたが、まさか犬があの応急処置をしたわけではあるまい。 それよりも気になるのは、彼が生き延びたということだ………もし、あの怪物どもを倒したのだとしたら) それだけのスタンド、あるいは身体能力を持っているとでもいうのか。 少年がどんなスタンスかはわからないが、そこのところはどう考えているのだろうかと次の質問を行う。 「ふむ……ところで、彼が危険人物だったらどうする?」 「問題ない……ぼくの能力『エニグマ』でこうして紙にしてしまえば、中からは脱出不可能だ。 いざというときも、あれだけ死にかけているのならなんとかなる」 (まあ、完全に無抵抗だったからな……だが、用心しておかねば手痛い反撃を受けるかもしれん) 出会った頃の怯えた態度はどこへやら、不自然なほど落ち着いている宮本を訝しがりつつも『首輪』がある以上大きな心配はしていなかった。 最後の質問―――本題へと移る。 「……で、彼を紙にして一体全体何をするつもりなのかな?」 「どうとでもできる……『人質』とか『実験台』とか、万が一彼の同行者や知り合いと遭遇した際に信用させるための『手札』にもなるさ。 紙になっている限り、彼が死ぬこともないから」 (『実験台』―――ね。ふむ、さすがにこいつでも『あの』カーズを手放しで信用はしていないか…… つまり、これでカーズがこいつの首輪に触れるまで一人分の猶予ができてしまった、というわけだ) 誰かがやぶけば別だがね―――と付け加えられ、思考を切り替えると吉良は運転に集中しなおす。 このとき、聞き終えた吉良に微かな表情の変化が現れていたことに宮本は気付くことができなかった。 「さて、そろそろエリアが変わるが……また減速した方がいいかね?」 「ああ――――――よし、問題ない。いけるぞ」 D-4とD-5の境目に到着し、先が禁止エリアでないことを確かめてから侵入した彼らは数分後、空条邸とトレビの泉の中間にいた。 この場所こそカーズが指定した会場の中心―――地図上、という意味でだが。 「ここが会場の中央だが………どうやらカーズはまだ来ていないようだね?」 「………さすがに早過ぎたか……それにしても、ひどいな……… もし知ってて選んだのだとしたら、本当に性格が悪い………」 周りに参加者の姿は見られず………代わりに彼らを迎えたのは『惨状』だった。 だがもし第三者がいたのなら、真に恐ろしく見えたのはそんな周囲を無表情で眺めつつ進む彼らだったかもしれない。 「焼け落ちた空条邸、氷塊に潰された車、血だらけの鳥の死体……さすが中心、参加者が集まる分争いは激しいということか」 自分もその一端を担ったなどとはおくびにも出さず、吉良がひとりごちる。 とはいえ、彼も自分が去って僅か数時間のうちに新たな惨状が追加されていたのは予想外―――その分参加者が減ったので内心喜んではいたのだが。 だが、カーズも他の参加者もいない時点で今のところここに来た意味がないという事実は変わらなかった。 「………わたしたち以外には誰もいないようだが、これからどうする? やはりもう少しじっくりと………例えば、DIOの館あたりを調べてくるべきだったのではないかね?」 「さっきも言ったとおり、第三放送前にDIOの館は調べた………生存者はいなかったし、使えそうな道具もなかったよ――― ―――『これ』以外は」 「………………………!!」 周囲の様子に眉ひとつ動かさなかった吉良も、さすがにぎょっとする。 あくまでも無表情な宮本が取り出した『それ』――― ―――『拡声器』を目にして。 # さて、二組の男たちがこれからどうするか……というところでこの話は幕を閉じるわけだが、その前にひとつ――― 『宮本がフーゴを紙にして持って行った真意』は何だろうか? 彼が言った通りの理由で別におかしくはないと思うかもしれないが、それにしては不自然な点がある。 フーゴの持つナイフを取り上げなかったり、吉良に一言の相談も無かったりと。 現在の宮本は半ばヤケクソ状態ではあるものの、考えが全くないわけではない。 カーズと別れて一人で歩く間、宮本は考えた―――後にも先にもこれ以上は無いほど考えた。 彼の思考に直結するのは当然、現在直面している二つの問題―――『カーズをどうにかする』、『死の結婚指輪の解毒も行う』。 「両方」やらなくっちゃあならないっていうのが宮本のつらいとこだった。 まずは前者……柱の男そのもの。 カーズのみならずワムウも含め残るは二人だけということだが、その両方と対峙した宮本が思うところはひとつ。 (首輪を解除してもらうなんて話じゃあない……このままだと『人間』は『皆殺し』にされるッ! あいつは……あいつらは倒さなくちゃあならないんだッ!) 心の中ではカッコいい台詞を吐くも、自分のスタンドや武器でどうこう出来る相手でないというのは身に染みてわかっている。 ならば………情けない話だが、他人にどうにかしてもらうのが一番だ。 (あいつらは人類そのものにとって敵………その存在を知れば戦おうとするやつは、残った参加者の中にだって必ずいる) そして後者だが………冷静になって考えてみれば、伝言役を果たしたとしてカーズが素直に解毒剤をくれるだろうか? (決まっている―――渡したりなんて、絶対にしない……) もし、自分が彼の立場なら「そんな約束などした覚えがない」ととぼけてさっさと始末するか、偽の薬を渡して喜ぶ相手をあざ笑うくらいはやりかねない。 相手も、状況も人間の社会とは根本的に違う……立場が上の者は下に対して何をしようが周囲に裁かれることなどないのだ。 ならば………こちらは自分でどうにかするしかない。 では、それらのために自分は何をすべきか? 前者に関しては参加者に接触し、伝言を伝えている―――ひいては第四放送時にカーズにぶつけようとしている―――のは見ての通りだ。 だが後者に関してはそもそも解毒剤がどんなものなのか、本当に存在するのかすらわからない。 それらの情報を持つカーズが信用できないとなれば………他に知っている誰かに聞くしかないだろう。 さしあたって思いつくのは……… (ワムウ………いや、たぶん無理だ。 あいつはカーズに『様』を付けて呼んでいたことから、力関係はカーズの方が上。 カーズが仕掛けた指輪について親切心で教えたり、ましてや外してくれるなんて夢のまた夢だろう……) 少ない脳みそを使ってあれこれ思い悩む必要はない―――当のワムウが言っていたことだったか。 だが、腕力でもスタンドでも到底かなわないとなると武器にできるのはひとつ……頭脳しかない。 彼らが他の誰かと話したり、ふと口にした一言を必死に思い返した結果、一番可能性が高そうなのが……… (八方塞がり………? いや、『いる』―――他に知っていそうな参加者がッ! ジョセフ・ジョースター、それにシーザー・アントニオ・ツェペリ………) ワムウと戦ったという彼らならば死の結婚指輪について知っているかもしれない、というかそれ以外に当てがない。 もう少し言うなら、そのジョセフが元の時代にて自分が始末を命じられたジョセフ―――80歳近い老人と同一人物ならば。 彼はそれだけ長生きした、すなわち柱の男との闘いに生き残ったということになるのではないか? 指輪の情報に加えて彼らをどうやって倒した、あるいは退けたのか聞いてみる価値はある。 (第四放送、カーズと会う前に見つけ出すんだ……二人をッ! 直接どうにかはできないかもしれないけど、このままよりはずっといい……!) だが、細心の注意を払わなければならない。 もしどこかからカーズに情報が洩れでもしたら―――彼ならば一旦怪しいと思ったが最後、真偽問わずにすぐ自分を斬り捨てるだろう。 目当ての二人以外には誰にも話せないし聞けないどころか、悟られるわけにもいかないのだ。 (やるのは、ぼくひとりだけ……できるかどうかじゃない、できなきゃ……死ぬんだ―――だったら、やるだけやってやるッ!!) ともすれば先は死の崖かもしれないが……それでも、宮本は進むと決めた――― ―――のはいいのだが、実行にあたって問題があった。 (ジョセフ・ジョースターの方はいい……ワムウが仗助や噴上たちを分断する際にはっきり顔を見た…… 向こうがぼくをどう認識しているかはわからないけど、ワムウに脅されていたと言えば会話ぐらいはできるだろう…… 問題はもう一人………シーザー・アントニオ・ツェペリの方だ) 彼の外見を自分は全く知らない。 参加者が時代を超えて集められている以上、これまで聞いた情報も『男』や『ウィル・A・ツェペリの孫』といった間違いようのない事実を除き当てにはできない。 かといって片っ端から参加者に聞いて周っていては命がいくつあっても足りたものではない。 ないない尽くしの現状で、絞り込む条件に選んだのが……『人種』。 (名前からして、外国人なのは間違いない……それにツェペリの孫という事実を加えれば、ヨーロッパ側の人間である可能性が高い。 つまり探すべきは『欧州の外国人男性』ってことだ―――!) 数時間前、そんな人物を含む二人組を見かけて苦労して会話を盗み聞いたものの、男の名はプロシュート―――残念ながら人違いだった。 伝言を伝えたところ、同行者の方がカーズを知っているようだったのでとりあえず成果はゼロではなかった………と思いたい。 次に出会った男はどう見ても日本人のため対象外。 吉良吉影と名乗ったその男にいろいろ言われて同行することになったが、一目見たときから彼に思うところなどなかったのだ。 今も落ち着きすぎているとか服が綺麗すぎるとか怪しいところはあるが、心底どうでもよかった。 彼はすぐこちらを殺す気は無いようだし、利用したいならすればよい―――ただそれだけ。 自分は自分の『やりたいことをやる』だけだ。 そして、つい数分前の出来事。 路地にて眠る一人の少年を発見、そのうわごとを耳にした……瞬間、体に電撃が走ったかのようだった。 そう、少年は『欧州の外国人男性』で、しかもジョジョ(ワムウがジョセフをそう呼んでいた)を知っている。 すなわち、シーザー・アントニオ・ツェペリの可能性が極めて高かったのだ。 だから、迷わず紙にした―――死にかけている彼の、命を繋ぐために。 恐怖のサインを見つけるのは簡単で、彼にそっと囁きかけるだけでよかった―――「ジョジョは死んだ」と。 (こいつの恐怖のサインは『奥歯が鳴るほど激しく震える』ことだ) 彼が本当にシーザーならどうにかして治療することで、話を聞かせてもらえる程度の恩は売れるだろう。 よしんば違ったとしても吉良に言ったとおり、使い道などいくらでもある。 少なくとも、自分に損なことなど全くない……そう考えていた。 ―――その行為が、本物のシーザーを激怒させかねない状況を作り出したとは夢にも思わずに。 死の結婚指輪、爆弾と化した首輪、拡声器、そして誘拐の代償……… 自分の想像を遥かに超える速度で死の崖へつっ走っていることに気付いていない宮本は、果たして生き残れるのだろうか………? 【D-5 中央 / 1日目 夜】 【宮本輝之輔】 [スタンド] 『エニグマ』 [時間軸] 仗助に本にされる直前 [状態] 左耳たぶ欠損(止血済)、心臓動脈に死の結婚指輪 [装備] コルト・パイソン、『爆弾化』した首輪(本人は気付いていない) [道具] 重ちーのウイスキー、壊れた首輪(SPW)、フーゴの紙、拡声器 [思考・状況] 基本行動方針:柱の男を倒す、自分も生き残る、両方やる 1.柱の男や死の結婚指輪について情報を集める、そのためにジョセフとシーザーを探す 2.1のため、紙にした少年を治療できる方法を探す 3.吉良とともに行動する。なるべく多くの参加者にカーズの伝言を伝える 4.体内にある『死の結婚指輪』をどうにかしたい ※フーゴをシーザーではないかと思っています。 ※思考1について本人(ジョセフ、シーザー)以外に話す気は全くありません。 従って思考1、2について自分から誰かに聞くことはできるだけしないつもりです。 シーザーについては外見がわからないため『欧州の外国人男性』を見かけたら名前までは調べると決めています。 ※第二放送をしっかり聞いていません。覚えているのは152話『新・戦闘潮流』で見た知り合い(ワムウ、仗助、噴上ら)が呼ばれなかったことぐらいです。 吉良に聞くなど手段はありますが、本人の思考がそこに至っていない状態です。 第三放送は聞いていました。 ※カーズから『第四放送時、会場の中央に来た者は首輪をはずしてやる』という伝言を受けました。 ※死の結婚指輪を埋め込まれました。タイムリミットは2日目 黎明頃です。 ※夕方(シーザーが出て行ってからルーシーが来るまで)にDIOの館を捜索し、拡声器を入手していました。 それに伴い、サン・ジョルジョ・マジョーレ教会の倒壊も目撃していました。 【吉良吉影】 [スタンド] 『キラークイーン』 [時間軸] JC37巻、『吉良吉影は静かに暮らしたい』 その①、サンジェルマンでサンドイッチを買った直後 [状態] 左手首負傷(大・応急手当済)、全身ダメージ(回復)疲労(回復) [装備] 波紋入りの薔薇、空条貞夫の私服(普段着) [道具] 基本支給品 バイク(三部/DIO戦で承太郎とポルナレフが乗ったもの) 、川尻しのぶの右手首、 地下地図、紫外線照射装置、スロー・ダンサー(未開封)、ランダム支給品2~3(しのぶ、吉良・確認済) [思考・状況] 基本行動方針:優勝する 0.自分の存在を知るものを殺し、優勝を目指す 1.宮本輝之助をカーズと接触させ、カーズ暗殺を計画 2.宮本の行動に協力(するフリを)して参加者と接触、方針1の基盤とする。無論そこで自分の正体を晒す気はない 3.機会があれば吉良邸へ赴き、弓矢を回収したい ※宮本輝之助の首輪を爆弾化しました。『爆弾に触れた相手を消し飛ばす』ものです(166話『悪の教典』でしのぶがなっていた状態と同じです) ※波紋の治療により傷はほとんど治りましたが、溶けた左手首はそのままです。応急処置だけ済ませました。 ※吉良が確認したのは168話(Trace)の承太郎達、169話(トリニティ・ブラッド)のトリッシュ達と、教会地下のDIO・ジョルノの戦闘、 地上でのイギー・ヴァニラ達の戦闘です。具体的に誰を補足しているかは不明です。 ※吉良が今後ジョニィに接触するかどうかは未定です。以降の書き手さんにお任せします。 ※宮本と細かい情報交換は(どちらも必要性を感じていないため)していません。 【パンナコッタ・フーゴ】 [スタンド] 『パープル・ヘイズ・ディストーション』 [時間軸] 『恥知らずのパープルヘイズ』終了時点 [状態]:紙化、右腕消失、脇腹・左足負傷(波紋で止血済)、大量出血 [装備]:DIOの投げたナイフ1本 [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、DIOの投げたナイフ×5、 [思考・状況] 基本行動方針:"ジョジョ"の夢と未来を受け継ぐ。 1.……(思考不能) ※フーゴの容体は深刻です。危篤状態は脱しましたが、いつ急変してもおかしくありません。 ただし『エニグマ』の能力で紙になっている間は変化しません。 ※第三放送を聞き逃しました。 【備考】 D-4南西にスーパーフライの鉄塔が建ちました。大きさとしては目立ちますが、カオスローマなので特別おかしくは見えないかも。 原作通り中に入った誰かひとりだけを閉じ込めます。 現在サヴェジガーデン一羽が居残っていますが、何故これで居残りが成立しているのかは後の書き手さんにお任せします。 D-3の路地、フーゴが眠っていた位置にカーズの伝言(第四放送時、会場の中央に来た者は首輪をはずしてやる。カーズより)が書かれた紙が置かれています。 シーザーたちはまだ気が付いていません。 シルバー・バレットとイギーのケンカは無効勝負となりました。 状況が落ち着いたらまた始まるかもしれません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 177 君の知らない物語 シーザー・アントニオ・ツェペリ 202 引力 177 君の知らない物語 パンナコッタ・フーゴ 207 どこへ行かれるのですか? 177 君の知らない物語 イギー 202 引力 187 接触 宮本輝之輔 207 どこへ行かれるのですか? 187 接触 吉良吉影 207 どこへ行かれるのですか?
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タグ 作品名T To Heart 2 XRATED 初回版 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Heart To Heart 中山愛梨沙 須谷尚子 中上和英 明るい DAM/JOY ED ありがとう AKKO 須谷尚子 下川直哉 おっとり DAM 挿入歌 星の歌 佐藤利奈 まるいたけし まるいたけし おっとり
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LL/W34-055 カード名:“Anemone heart”園田 海未 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4500 ソウル:1 特徴:《音楽》? 【永】 あなたのキャラすべてがカード名に「海未」?を含むなら、このカードのパワーを+2000。 レアリティ:C
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 Beat Theme EP1 Sweet William Arte Sonata,Toyokasei TYOLP1039 2021/07/14 - この投稿をInstagramで見る K.EG(@k_eg)がシェアした投稿 Instagram Link Side Track Title Produce A 1 Beat Theme Sweet William 2 Eat Two Sweet William 3 Majestic Move Sweet William B 4 Please Think Twice Sweet William 5 Millennium Sweet William 6 Fly Love Sweet William 7 Twilight Loud Sweet William PERTAIN RECORD AMAZON Beat Theme Ep1 [Analog] HMV Sweet William (J-hip Hop)/Beat Theme Ep1
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NPC一覧 NPC名 曲名 モード 必要DEN 獲得DEN ジビン&チェリン U Know BeatRush Nomal【4KEY】 200 1200 ウリエル&バルビエル U Know BeatRush Nomal【4KEY】 250 1900 チェース&チェルロス U Know BeatRush Nomal【4KEY】 300 2100 ルシ&ユディース U Know BeatRush Nomal【4KEY】 350 3000 ハンギョム&スギョム U Know BeatRush Nomal【4KEY】 400 3800 ホジン&ホス Listen BeatRush Nomal【4KEY】 450 4500 ミミ&ミル Listen BeatRush Nomal【4KEY】 500 5400 ハラン&バランヌ Listen BeatRush Nomal【4KEY】 600 6400 デグノー&デルロブ Listen BeatRush Nomal【4KEY】 700 7400 アンデス&バンデス Listen BeatRush Nomal【4KEY】 800 8400 パクチョ&ワンチョ 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 940 9400 ザングン&サングン 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1000 10500 ソビ&ソフ 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1100 11400 グムソック&グンソック 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1200 12300 ハンウン&ハンウォル 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1300 13000 ボリス&バリス 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1400 14000 デンバー&デルロ 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1500 15000 ピルロー&ベリックス 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1600 16000 クルエスト&ヒュエスト 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1700 17000 ノーブス&ノーバース 一歩 BeatRush Nomal【4KEY】 1750 18000 イムジン&イムチョル Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 1900 19000 ヨンフ&ヨンムフ Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2000 20000 テミン&リュミン Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2100 21000 ゴンウ&ジュンウ Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2200 22000 ユルリ&アンナ Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2300 23000 ダカージョー&ロージョー Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2400 24000 ベールブール&メベル Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2500 25000 ペッパー&ペニー Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2600 26000 オーウェン&オマース Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2700 27000 ジェフ&ジェリ Canon 2007 BeatRush Nomal【4KEY】 2800 28000 ガイン&ガリン Please Stand UP BeatRush Nomal【4KEY】 2900 29000 レミ&ユミ Please Stand UP BeatRush Nomal【4KEY】 3000 30000 ソニー&ジェニー Please Stand UP BeatRush Nomal【4KEY】 3000 30500 ソンビ&ソンハ Please Stand UP BeatRush Nomal【4KEY】 3100 31000 ヒョリン&ユリン Please Stand UP BeatRush Nomal【4KEY】 3100 31500 オカブ&オドレック こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3200 32000 エルビン&エルディン こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3200 32500 エルロイ&エルルア こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3300 33000 サニコ&ヨルマコ こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3300 33500 カリフ&カレードス こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3400 34000 ユジ&ルミ こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3400 34500 ユリ&ジンヒ こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3400 34500 ラニ&ミソ こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3500 35000 パンソリス&パンソリジュン こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3500 35000 メギ&メルジア こっそり BeatRush Nomal【4KEY】 3500 35500 チェジン&チェア これ以上なにを… BeatRush Nomal【4KEY】 3600 35500 レイスン&レイチェル これ以上なにを… BeatRush Nomal【4KEY】 3600 36000 バーニー&バンビ これ以上なにを… BeatRush Nomal【4KEY】 3600 36000 エリス&エイミー これ以上なにを… BeatRush Nomal【4KEY】 3700 37000 ビルスレ&マリモ これ以上なにを… BeatRush Nomal【4KEY】 3700 37000 ドックウ&サンウ Blackout House BeatRush Nomal【4KEY】 3800 38000 ビフ&スンビン Blackout House BeatRush Nomal【4KEY】 3900 39000 ウンチァン&ウンジュ Blackout House BeatRush Nomal【4KEY】 4000 40000 チビン&ユビン Blackout House BeatRush Nomal【4KEY】 4100 41000 ワニ&ナナ Blackout House BeatRush Nomal【4KEY】 4200 42000 ソンキ&プキ In the Groove BeatRush Nomal【4KEY】 4300 43000 クルレネティア&クルレメティア In the Groove BeatRush Nomal【4KEY】 4400 44000 リュスア&リュスヒ In the Groove BeatRush Nomal【4KEY】 4500 45000 ユミン&ユウン In the Groove BeatRush Nomal【4KEY】 4600 46000 ビリュ&ビジュン In the Groove BeatRush Nomal【4KEY】 4700 47000 ハビン&ハユル Canon Groove BeatRush Nomal【8KEY】 2400 24000 ファンヒ&ユンイ Canon Groove BeatRush Nomal【8KEY】 2500 25000 ホラン&チェラン Canon Groove BeatRush Nomal【8KEY】 2600 26000 レイ&リリ Canon Groove BeatRush Nomal【8KEY】 2700 27000 ルディー&ルダー Canon Groove BeatRush Nomal【8KEY】 2800 28000 ヘロ&ヘイル Beat City BeatRush Nomal【8KEY】 2900 29000 ホンユ&ソンユ Beat City BeatRush Nomal【8KEY】 3000 30000 エリ&ヘラ Beat City BeatRush Nomal【8KEY】 3000 30500 ジュハ&ウォールハ Beat City BeatRush Nomal【8KEY】 3100 31000 ナリ&ビョリ Beat City BeatRush Nomal【8KEY】 3100 31500 ヒョンジュ&ハユ Night BeatRush Nomal【8KEY】 3500 35500 ジェシ&ジェイ Night BeatRush Nomal【8KEY】 3600 35500 ウンミン&ウンス Night BeatRush Nomal【8KEY】 3600 36000 ハジン&ヨンジン Night BeatRush Nomal【8KEY】 3600 36000 ミックヒユノー&ミックヒソラ Night BeatRush Nomal【8KEY】 3700 37000 ビキ&ニキ Funky Town BeatRush Nomal【8KEY】 4900 49000 ホワイトジュン&バレンタインシュ Funky Town BeatRush Nomal【8KEY】 5000 50000 DJクン&ランボ Funky Town BeatRush Nomal【8KEY】 5100 51000 ヨニ&ソルミ Funky Town BeatRush Nomal【8KEY】 5200 52000 ダンビ&グンビ Funky Town BeatRush Nomal【8KEY】 5300 53000 ゾニスペロウ&デスペロウ Queen of Dancing BeatRush Nomal【8KEY】 5400 54000 タイツ1号&タイツ2号 Queen of Dancing BeatRush Nomal【8KEY】 5500 55000 Tell Me少女1&Tell Me少女2 Queen of Dancing BeatRush Nomal【8KEY】 5600 56000 ホドル&ホロカップ Queen of Dancing BeatRush Nomal【8KEY】 5700 57000 ピコキオ&チョコキオ Queen of Dancing BeatRush Nomal【8KEY】 5900 59000 タイツ4号&タイツ5号 You BeatRush Nomal【8KEY】 6000 60000 ボディー少女1&ボディー少女2 You BeatRush Nomal【8KEY】 6100 61000 ウンビ&ウンチョ You BeatRush Nomal【8KEY】 6200 62000 提灯boy&提灯girl You BeatRush Nomal【8KEY】 6300 63000 マリーンボーイ&マリンガール You BeatRush Nomal【8KEY】 6400 64000 リヒャング&ユヒャング Get on the Floor BeatRush Nomal【8KEY】 6500 65000 ヨンムマ&ヨンイ Get on the Floor BeatRush Nomal【8KEY】 6600 66000 防犯少女A&防犯少女B Get on the Floor BeatRush Nomal【8KEY】 6700 67000 エスダ&エモリン Get on the Floor BeatRush Nomal【8KEY】 6800 68000 ジュジン&ジュユン Get on the Floor BeatRush Nomal【8KEY】 6800 68500 農家後継者1&農家後継者2 You re Already Gone BeatRush Nomal【8KEY】 6900 69000 テコンドー少年&テコンドー少女 You re Already Gone BeatRush Nomal【8KEY】 6900 69500 ヘルガールルビン&ヘルガールミューズ You re Already Gone BeatRush Nomal【8KEY】 7000 70000 ルー&ジェン You re Already Gone BeatRush Nomal【8KEY】 7100 71000 エソルリ&エルレノーラ You re Already Gone BeatRush Nomal【8KEY】 7200 72000 質問、攻略、訂正などコメント↓(登録していなくてもできます) 荒らし行為晒し行為厳禁・楽曲や譜面に対する不満は運営へ 4kはNPC2人合わせて1m~1,5m程度 8kは多くても3m程度です -- 名無しさん (2012-07-09 14 21 31) 6Lvでは4kまで、11Lvから8kができるようになります -- 名無しさん (2012-07-24 11 54 37) 名前 コメント
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LSS/W45-003 カード名:“青空Jumping Heart”国木田 花丸 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:9500 ソウル:2 特徴:《音楽》? 【永】あなたの控え室のクライマックスが2枚以下なら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたのクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。 【自】あなたのクライマックス置場に「“青空Jumping Heart”花丸?」が置かれた時、前列にこのカードがいるなら、あなたは自分の控え室の《音楽》?のキャラを1枚まで選び、ストック置場に置き、次の相手のターンの終わりまで、このカードのパワーを+3000。 レアリティ:RR SP ラブライブ!サンシャイン!! 収録 16/09/27 今日のカード。 聖剣獲得へ キリト同様の早出しが可能できるCIP回復。 ・対応クライマックス カード名 トリガー “青空Jumping Heart”花丸? 1・炎
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曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) COME BACK TO MY HEART Another Infinity feat. Mayumi Morinaga X3 激12 142 252/17 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 56 64 23 66 33 激譜面(12) 譜面 http //eba502.web.fc2.com/fumen/ddr/x3/cbmheart_4m.html 動画 http //www.youtube.com/watch?v=NE2hzpM1-qo (1P x3.0,RAINBOW 2P x3.0,NOTE) http //www.nicovideo.jp/watch/sm16255240 http //www.nicovideo.jp/watch/sm16255240 (x3.0, NOTE, handclap) 解説 Another infinityはBEMANIシリーズではおなじみのRyu☆とStarving Trancerからなるユニットで、ジャケット画像は2ndアルバムであるAGEHAである。 ボーカルの森永真由美は同Ryu☆作曲のMermaid Girlのボーカルもつとめる。 リズム合わせの8分踏み主体でたまに16分踏みが入る基本的な譜面。サビの直前がややリズムが難しい。 難易度は12だが、割と簡単な方である。変則的なリズム以外は物量メインでフリーズアローも長押しばっかなので体力面からみても、11中~12下レベル -- 名無しさん (2012-03-05 00 06 15) 名前 コメント コメント(感想など) 判定が遅めだと思う。せっかちな人は注意 -- 名無しさん (2012-03-04 04 45 38) サビ前の8分滝が2度の逆足入りを意図したものになっている。滝直前の右向きになる同時踏みが逆足誘導なので、わざわざ体位を入れ替えて順足入りしないように。 -- 名無しさん (2014-05-31 07 12 22) 名前 コメント